ヤギ乳の消費者需要性を各種アンケートにおいて明らかにした結果、潜在的な需要は存在するものの、必ずしも直接飲用へのニーズは旺盛ではないことが明らかになったが、ヤギ乳が有する成分を予め告知することにより需要が喚起されることが示唆された.さらにヤギ乳産品の需要先確保のために「ヤギ乳石けん」を製造してその製品特性を明らかにした.またヤギ乳生産システム確立のためには、国内未利用資源の有効利用が必須であるとの考えから、異なる生産システムによって得られた全粉乳を用いた官能試験を実施した.加えて新たなヤギ乳製品(カヘイタ)の製造とその市場開拓を実施した.
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