研究課題
基盤研究(C)
大量に廃棄される食用廃油の再資源化を目的に、油脂類に多く含まれる脂肪酸を化学的に還元した脂肪酸アルデヒドを脱カルボニル化し、石油代替品となる炭化水素に変換する微生物を探索した。土壌等より単離した微生物約3000株について、脂肪酸アルデヒドを炭化水素に変換する細菌7株を得ることができた。その中で最も有力な変換微生物として得られた株を、細菌Serratia marcescens subsp. marcescens と同定した