研究課題
基盤研究(C)
従来から肥満と生活習慣病の因果関係が指摘されてきたが, 最近になって, 肥大化した脂肪細胞が分泌する液性因子や脂肪酸が肝臓や筋肉などの機能に悪影響を及ぼすことが分かってきた.そこでアシルCoAチオエステラーゼと呼ばれる脂肪酸代謝酵素を取り上げ, 高脂肪食による肥満動物を用いて脂質代謝異常や内臓脂肪における代謝的悪循環との関係を調べた.そして脂肪組織におけるこの酵素の特徴を明らかにし, メタボリックシンドローム研究へ展開する手がかりを掴んだ.
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Arch. Biochem. Biophys. 446
ページ: 161-166