研究課題
基盤研究(C)
アスパルティックプロテアーゼ阻害剤の設計は, 基質遷移状態概念誘導体を基質の切断部位に組み込み, これを基に構造変換を行うといった手法が一般的である. 我々が既に合成したHTLV-Iプロテアーゼの基質部位p19/p24に相当するオクタペプチド(PQVL*PVMH)にHMCを導入し多少の構造変換を行った化合物KMI-10162は, HTLV-Iプロテアーゼ阻害活性を有していた. そこでこの化合物をリードに, 膜透過性を上昇させるようデザインした阻害剤を合成した.
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