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2006 年度 実績報告書

感染症危機管理支援を目的とした発生動向調査データの新たな可視化還元法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18590599
研究種目

基盤研究(C)

研究機関鳥取大学

研究代表者

井上 仁  鳥取大学, 総合メディア基盤センター, 助教授 (00176439)

研究分担者 長谷川 伸作  北海道立衛生研究所, 企画総務部, 主任研究員 (70414331)
陶山 昭彦  放射線影響研究所, 疫学部, 部長(研究員) (10144651)
キーワード感染症 / データベース / インターネット
研究概要

1.感染症発生動向調査データの収集と整理
1980年以降の感染症発生動向調査データを精査し、全国47都道府県および北海道の21医療圏の麻疹と流行性耳下腺炎について、週毎のデータに整理すると共にデータベース化のための電子データに変換した。
2.データベースシステムの構築
今回の経費で購入したコンピュータを用いて、膨大な情報からでも高速かつ柔軟にデータの検索と抽出が行える感染症発生動向調査データベースシステムを構築した。構築に際して採用したソフトウエアはWebサーバー用としてはApache、データベースサーバー用としてはMySQLであり、サーバーサイドスクリプティング言語はPHPである。本サーバーに上記1のデータを格納して、インターネットで情報提供提供できる環境を整備した。
3.感染症流行予測アルゴリズムの確度向上の為のデータ解析
今回の経費で購入したデータマイニングソフトウエア(S-Plus)を用いて、感染症の流行現象に有意な相関現象やパターンの検出を試みたところ、長期的流行の推移に季節変動および循環変動が確認でき、流行予測アルゴリズム確度向上のための基礎的データの解析を行った。
4.数値データの可視化プログラムの開発
数値データ可視化プログラムを開発して上記2のサーバーコンピュータにインプリメントした。本可視化プログラムは、PNG画像とFlashアニメーション表示の二つの形式を用意している。どちらの形式も、インターネットにつながれたコンピュータからの任意の要求に応じて、サーバーコンピュータに蓄積された数値情報を自動的に画像またはFlashアニメーションに変換して、ホームページ上に表示することができる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 小児感染症 : 流行現況把握・流行予測のアルゴリズムの検討2007

    • 著者名/発表者名
      長谷川 仲作, 井上 仁, 陶山 昭彦
    • 雑誌名

      第3回データマイニングと統計数理研究会講演論文集

      ページ: 11-18

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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