研究課題/領域番号 |
18590649
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
関 隆志 東北大学, 大学院医学系研究科, 講師 (90372292)
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研究分担者 |
吉澤 誠 東北大学, 情報シナジーセンター, 教授 (60166931)
山家 智之 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (70241578)
仁田 新一 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (90101138)
金野 敏 東北大学, 加齢医学研究所, 助手 (70372315)
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キーワード | プラセボ針 / 脈波伝搬時間 / ρmax |
研究概要 |
健康ボランティアに、書面および面接にて本人の同意を得た。被験者を臥位に置き、非観血的心拍血圧変動時系列曲線評価システムを用いて、心拍変動と指尖における脈波を持続的にモニタリングし、ADコンバータを介して、1msのサンプリングでパーソナルコンピュータに入力する。備品はここで用いることになる。被験者を安静に置き、10分間の安静の後に15分間の計測を試みた。安定したデータが得られた後に、太衝穴への、針刺激を試みた。コントロールデータとの比較研究のために、本物の針とプラセボの針を用意し、本物の針刺激と、プラセボの針刺激の比較検討を試みた。針刺激(及びプラセボ針刺激)の後に、非観血的心拍血圧変動時系列曲線評価システムを用いて、心拍及び脈波を持続的にモニタリングし、ADコンバータを介して、1msのサンプリングて10分間、パーソナルコンピュータに入力した。 得られたデータはオフライン解析され、心拍血圧のゆらぎ成分から交感神経、副交感神経の活動バランスを評価すると同時に、その低周波成分の伝達特性から、中枢における血圧反射制御の定量的診断評価を試みた。 拍内平均血圧と心拍数HRの間のρmax(Mayer波帯域(0.05Hz〜0.15Hz)における2つの信号間の相互相関関数の最大値)、脈波伝搬時間PTTとHRの間のρmaxを求めた。2種類のρmaxにつき,刺鍼前の安静時、刺鍼中の前半、同後半及び抜鍼後の安静時の平均値を求めた。 PTTとHRのρmaxのみ刺鍼前半に実鍼が偽針より有意に低下したが、他の指標では有意差が認められなかった。
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