膵ランゲルハンス氏島と脂肪組織の微小循環調節に関する研究

2008 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 18590993
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 代謝学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 岩瀬 正典 九州大学, 医学研究院, 准教授 (00203381)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2009
• キーワード: 糖尿病学

研究概要

膵ランゲルハンス氏島は豊富な微小循環を有しており、種々の病態やその治療によって変更する。さらに、脂肪組織の微小循環系も病態によって変化することが予測されるが、その詳細についてはほとんど知られていない。本研究では種々の病態における膵ランゲルハンス氏島血流量を評価すること、ならびに、脂肪組織の血流測定法を開発することである。

研究成果

• [雑誌論文] Angi otensin II type 1 receptor antagoni sts prevent glucose-induced increases i n i sl et blood f low I n rats (2009)
  • 著者名/発表者名: Iwase M., Uchi zono Y., Nohara S., Sasaki N., Sonoki K., Iida M
  • 雑誌名: Scandi navi an Journal of Cl i ni cal & Laboratory Investi gati on 69(1) ページ: 145-50
  • 査読あり
• [雑誌論文] Acarbose feeding increases pancreatic islet blood flow in obese glucose-I ntol erant Otsuka Long-Evans Tokushima fatty rats (2008)
  • 著者名/発表者名: Iwase M, Imoto H, Oku M, Shi bata S, Sonoki K, Iida M
  • 雑誌名: Pancreas 37 ページ: 228-230
  • 査読あり
• [雑誌論文] 膵島の血流 (2008)
  • 著者名/発表者名: 岩瀬正典、飯田三雄
  • 雑誌名: 新時代の糖尿病学(1)日本臨床66 増刊号3 ページ: 115-118
  • 査読あり
• [雑誌論文] インスリン分泌促進薬と膵ラ氏微小循環系 (2006)
  • 著者名/発表者名: 岩瀬正典
  • 雑誌名: 臨床薬理の進歩2006 ページ: 1-9
  • 査読あり
• [学会発表] アルカボースは糖尿病ラットの膵ランゲルハンス氏島血流量を増加させる (2006)
  • 著者名/発表者名: 岩瀬正典
  • 学会等名: 第49回日本糖尿病学会年次学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20060500