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2006 年度 実績報告書

Runx1の標的遺伝子の網羅的スクリーニングおよび発生工学的機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 18591086
研究種目

基盤研究(C)

研究機関獨協医科大学

研究代表者

山形 哲也  獨協医科大学, 医学部, 助教授 (30424047)

研究分担者 江口 真理子  獨協医科大学, 医学部, 講師 (40420781)
江口 峰斉  獨協医科大学, 医学部, 講師 (50420782)
牧 和宏  獨協医科大学, 医学部, 講師 (50337391)
佐々木 光  獨協医科大学, 医学部, 講師 (60282638)
キーワードRuxn1 / AML1 / 造血 / 白血病 / ES細胞
研究概要

1.Runx1の標的候補遺伝子の網羅的検索
Runx1遺伝子の野生型および欠損型の造血組織を得るために、Cre蛋白の発現により条件的にRupx1を欠損させるマウスを作製中である。Runx1-loxPマウスにMx1-Cre(インターフェロン誘導的にCre遺伝子を発現)マウスを交配させ、目的とするマウス(Runx1 flox/-Mx1CreTg+)が得られた。これらのマウスにインターフェロンを投与し、目的とする造血組織においてRunx1遺伝子が正しく欠損されているかどうかを解析する。これらのマウスに誘導的にRunx1を欠落させ、Runx1野生型および欠損型の造血組織からRNAを抽出する予定である。
2.ES細胞を用いた造血分化の細胞生物学的機能の解析
ES細胞を用いた造血器細胞分化の系を構築する。ES細胞をEPO,G-CSF,GM-CSF,TPOなどのサイトカイン存在下にメチルセルロース上で培養することにより、成体型造血細胞を得ることを目的とする。
3.GATA1-PU.1トランスジェニックマウスの作製
GATA-1プロモーター下にPU.1を発現するベクターを構築し、トランスジェニックマウスの作製を試みたが、目的とするマウスが得られなかった。E10までの胎仔にさかのぼり解析したが、Tg遺伝子は検出されなかった。原因としてこのマウスが胎生致死であることや技術的な問題が考えられた。GATA-1プロモーター以外のプロモーターによる発現について検討中である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] TEL/ETV6 induces apoptosis in 32D cells through p53- dependent pathways2006

    • 著者名/発表者名
      Tetsuya Yamaguchi
    • 雑誌名

      Biochemical and Biophysical Research Communications 347・2

      ページ: 517-526

  • [雑誌論文] TEL/ETV6 binds to corepressor KAP1 via the HLF domain2006

    • 著者名/発表者名
      Nakamura Yuka
    • 雑誌名

      International Journal of Hematology 84・4

      ページ: 377-380

  • [雑誌論文] Development of megakaryoblastic leukaemia in Runx1-Evi1 knock-in chimaeric mouse2006

    • 著者名/発表者名
      Maki Kazuhiro
    • 雑誌名

      Leukemia 20・8

      ページ: 1458-1460

  • [雑誌論文] A shared gene-expression signature in innate-like lymphocytes2006

    • 著者名/発表者名
      Tetsuya Yamagata
    • 雑誌名

      Immunological Review 210

      ページ: 686-691

  • [雑誌論文] A solid tumor of donor cell-origin after allogeneic peripheral blood stem cell transplantation.2006

    • 著者名/発表者名
      Arai Yukihoro
    • 雑誌名

      American Journal of Transplantation 6・12

      ページ: 3042-3043

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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