研究課題
基盤研究(C)
白血病では、本来細胞内に存在するNM23 蛋白質が血中に検出される。この濃度が高いほど治療成績が悪い。細胞外環境にあるNM23 蛋白質が、白血病細胞の増殖を促進することを見出した。この作用には、サイトカイン誘導や増殖関連シグナル伝達の活性化が関与していた。これらのシグナル伝達の阻害剤は、NM23 蛋白質による増殖促進を抑制した。これらの阻害剤は、高濃度な血中NM23 蛋白質を有する症例に対する治療法の開発に役立つかもしれない。
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Cancer Sci 99
ページ: 1693-1698
http://www.pref.saitama.lg.jp/A80/BA02/top.htm