研究課題
基盤研究(C)
A 群レンサ球菌をddYマウスに筋注すると、感染の急性期から回復し、外見上は一旦健康を取り戻すにもかかわらず、約3週以降に敗血症や軟部組織壊死を伴って突然死亡し始める。研究代表者らはこの死を「遅延死delayed death」と命名し、劇症型感染症の動物モデルであると考えた.このモデルを解析した結果、遅延死の病態に最も深く関与しているのはサイトカインストームであることが示唆された。急性死の場合と異なり、炎症性サイトカインのみならずIL-10に代表される抗炎症性サイトカインも増加しているのが特徴的で、これが免疫機能低下を引き起こし、莢膜発現菌の自由な増殖を許していると考えられた。
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