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2008 年度 研究成果報告書

児童虐待の世代間伝達防止のための小児及び育児中の家族レジリエンスに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18591145
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関金沢大学

研究代表者

関 秀俊  金沢大学, 保健学系, 教授 (60171328)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード児童虐待 / レジリエンス / 世代間伝達 / 家族機能 / 育児困難 / 自己愛 / セルフ・エスティ-ム
研究概要

育児中の母親において、育児困難から児童虐待に陥らないためのレジリエンス要因は、自分が育った家族との良好な関係、夫や地域のサポ-ト、状況分析能力・心の強さ・チャレンジ精神などの母親の心理行動特性、さらに仕事に対する肯定感などであった。また中高校生では、両親の支配的な養育態度がセルフ・エスティ-ム形成を妨げ、自己愛の誇大性や過敏性を高め、さらに自分の本心に沿った感情・意見・思いをありのままに伝えられることを妨げ、心理的ストレスや交友関係での問題が多くなることが明らかになった。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 中学生および高校生の非肥満群におけるダイエット行動の背景2007

    • 著者名/発表者名
      表亜沙美、関秀俊
    • 雑誌名

      小児保健いしかわ 20巻

      ページ: 27-31

  • [雑誌論文] 中高生の歯科保健行動における健康統制観およびセルフ・エスティームの意義2007

    • 著者名/発表者名
      丁子智恵子、関秀俊
    • 雑誌名

      小児保健いしかわ 19巻

      ページ: 7-12

  • [雑誌論文] 中学生の日常的ストレスにおけるレジリエンスの意義2006

    • 著者名/発表者名
      長田春香、岩本文月、大秦加奈子、岡田洋子、蒲原由記、筒井翔子、松井希代子、関秀俊
    • 雑誌名

      小児保健研究 65巻2号

      ページ: 246-254

    • 査読あり
  • [学会発表] 高校生におけるセルフ・エスティームおよび自己愛の形成と対人関係への影響2008

    • 著者名/発表者名
      関秀俊
    • 学会等名
      第55回日本小児保健学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      2008-09-26
  • [学会発表]2007

    • 著者名/発表者名
      関秀俊
    • 学会等名
      第54回日本小児保健学会
    • 発表場所
      前橋
    • 年月日
      2007-09-21
  • [学会発表] 父親の育児参加が家族機能と母親の育児負担に及ぼす影響2006

    • 著者名/発表者名
      関秀俊
    • 学会等名
      第53回日本児保健学会
    • 発表場所
      甲府
    • 年月日
      2006-10-28

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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