研究課題/領域番号 |
18591278
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
小林 薫 山梨大学, 医学部附属病院, 助教 (90256933)
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研究分担者 |
本橋 伸高 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (30166342)
玉置 寿男 山梨大学, 医学部附属病院, 助教 (60345709)
梅田 貴子 山梨大学, 医学部附属病院, 助教 (80345719)
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連携研究者 |
井上 修 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50159969)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | うつ病 / 電気けいれん療法 / SPEC / 脳血流 / ベンゾジアゼピン受容体 / グリア活性 |
研究概要 |
ラットによる実験では、単回の電気けいれん刺激(ECS)直後に脳血流が増加し、反復ECS直後に海馬の糖代謝が亢進したが24 時間後にはその変化は消失した。海馬の変化は、ECT において海馬が重要な役割を有する可能性を示唆する。反復ECS によるグリア活性上昇からは、代謝酵素の誘導など可塑的変化が示唆された。臨床SPECT の結果からは、ECT による脳血流の改善は一過性のものではなく病態の改善と相関している事が予想され、脳血流測定がECT の治療戦略や効果判定に資する可能性が示唆された。
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