医用X線装置の品質管理においては、医用画像のデジタル化が進んだ今日においても、X線管焦点測定では直接照射X線フィルムを用いた測定法が日本工業規格(JIS)で定められている 本研究においては、イメージングプレート(IP)を用いた焦点測定法の標準化を目的として、以下に掲げることを検討し明らかにする。 (1) IPを用いた焦点サイズの測定法 (2) IPを用いた焦点に関する周波数特性の測定法 (3) 撮影条件および読み取り条件がIPを用いた焦点測定に与える影響 (4) 自動計測化を目的とした焦点測定に関する算出アルゴリズムの開発 (5) IPを用いた手法とJISによる手法との測定精度の比較
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