研究課題/領域番号 |
18591359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
大手 信之 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (10185332)
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研究分担者 |
宮部 浩道 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助手 (90398363)
遠山 淳子 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (10145740)
佐伯 知昭 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (10295595)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | 心臓 / PET / CGP-12177 / 交感神経 / β受容体 |
研究概要 |
健常者10例、陳旧性心筋梗塞患者15例を対象にポジトロントレーサーとして[C11]CGP-12177を用いて心臓PET検査を施行した。健常者に比べ陳旧性心筋梗塞患者において左室中央部体軸断面全体における心筋交感神経β受容体密度は有意に低値であった。陳旧性心筋梗塞群では、心筋梗塞部が対側(remote normal)部に比してβ受容体密度が有意に低値であり、さらに梗塞対側部と健常者対応部のβ受容体密度を比較するとき、梗塞対側部で有意に低値であった。これらの結果より、心筋梗塞後心において、心筋梗塞部はもとより梗塞対側部においても心筋交感神経β受容体密度が健常心に比べ低下していることが判明した。
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