研究課題/領域番号 |
18591387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
戸板 孝文 琉球大学, 医学部, 助教授 (30237036)
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研究分担者 |
垣花 泰政 琉球大学, 医学部, 助手 (20185713)
桜井 英幸 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50235222)
手島 昭樹 大阪大学, 医歯学系, 教授 (40136049)
長井 裕 琉球大学, 医学部附属病院, 講師 (70305209)
藤原 恵一 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (20238629)
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キーワード | 子宮頸癌 / 放射線治療 / 化学放射線療法 / 多施設共同前向き臨床試験 |
研究概要 |
1)プロトコルコンセプト承認 プロトコルコンセプトをNPO婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構(JGOG)子宮頸がん委員会に提出し承認を得た。JGOG総会で概略を説明しJGOG一般会員の賛同を得た。 2)フルプロトコル作成に向けた資料収集及び準備 厚生労働省がん研究助成金研究班(小口班)関連施設に同時化学放射線療法(CCRT)の放射線治療法のアンケート調査を行い33施設より回答を得た。JGOG参加施設に対しCCRTの化学療法についてアンケート調査を行い157施設より回答を得た。米国RPC(Radiological Physics Center)を訪問し、臨床試験における放射線治療QA/QCに関する研修を受けた。 平成16-17年度科学研究費補助金により開始/施行中のI,II期子宮頸癌放射線治療臨床試験(平成16年9月試験開始。3年間で60例予定。平成19年3月1日現在51例登録)の放射線治療質的評価を行い、臨床試験の放射線治療QA/QCの問題点を抽出した。結果の一部を日本放射線腫瘍学会第19回学術大会にて報告した。 3)フルプロトコル策定作業 2)の結果をふまえ、小口班研究者及びJGOG放射線治療委員会委員の協力を得てフルプロトコル策定作業を開始した。本文はほぼ完成し、北里研究所臨床薬理研究所内臨床試験コーディネート部門の支援を得てCRF等作成を含めたJGOG試験のフォーマットへの作り込み作業を開始した。 4)今後の予定 JGOG正副理事長会での承認を得て正式にJGOG試験としての準備を進める。データセンターは北里研究所を予定する。策定したQA/QCプログラムにて放射線治療の質的評価を行なう。次年度内の試験開始を予定する。
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