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2006 年度 実績報告書

白血球ー内皮相互反応の麻酔による外科治療低侵襲化

研究課題

研究課題/領域番号 18591559
研究種目

基盤研究(C)

研究機関自治医科大学

研究代表者

佐藤 幸夫  自治医科大学, 医学部, 講師 (10312844)

研究分担者 蘇原 やすのり  自治医科大学, 医学部, 教授 (60114097)
小林 英司  自治医科大学, 医学部, 教授 (00245044)
キーワード白血球 / 肺障害 / ARDS
研究概要

緑色蛍光蛋白遺伝子導入ラットにおいて麻酔下に肺微小循環を蛍光顕微鏡下に観察、肺循環の毛細血管における白血球の通過を可視化した。これを高感度蛍光観察用CCDにて記録、PCにて解析し、白血球の毛細血管通過時間および毛細血管における集積、細静脈における白血球動態を評価するモデルを確立した。このラットにエンドトキシンを静注し、肺循環においては、細静脈に白血球の集積がおこる体循環とは異なり、肺循環においては毛細血管に白血球が毛細血管に集積することを、標識による修飾の加わらない状態での白血球の動態をリアルタイムで観察することにより、証明した。この研究の成果の一部は平成18年日本外科学会総会サージカル・フォーラムにて発表しました。現在このモデルにおいて白血球のcGMP濃度を、NOのドナーであるSNAP等を用い、cAMP濃度はcAMP合成を促進するプロスタグランディンI_2及びcAMP分解を抑制するphosphodiesterase type4阻害薬を用い、増加させ白血球の集積への影響を評価中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 緑色蛍光蛋白導入ラットを用いた,侵襲により活性化された好中球の肺微小循環集積のリアルタイム観察2006

    • 著者名/発表者名
      佐藤幸夫
    • 雑誌名

      日本外科学会雑誌 107

      ページ: 197

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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