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2006 年度 実績報告書

多分割頭部電気インピーダンス加速度脈波による局所脳循環同時計測システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18591585
研究種目

基盤研究(C)

研究機関浜松医科大学

研究代表者

岡田 満夫  浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (20334972)

研究分担者 竹前 忠  静岡大学, 工学部, 教授 (20115356)
西澤 茂  産業医科大学, 医学部, 教授 (40135257)
キーワード磁気 / インピーダンス脈派 / 脳循環 / 非侵襲 / 局所脳循環
研究概要

本研究の目的は、ヒトで得られた多分割頭部電気インピーダンス加速度脈波による局所脳循環同時計測システムをイヌ用に作成し、動物に全脳虚血、局所虚血モデルを作って、本システムで局所の脳循環動態が再現性を持って、また信頼性をもって得られるのかを検証することにある。平成20年度末までの計画は以下のごとくである。
1.イヌ用の多分割頭部電気インピーダンス加速度脈波による局所脳循環同時計測システムの開発。
2.イヌを用いた実験。
3.イヌ全脳虚血、局所脳虚血モデルの作成。
4.これらモデルにおいてはレーザードップラー計で脳血流を評価する。
5.健常なイヌ、疾患モデルイヌに多分割頭部電気インピーダンス加速度脈波による局所脳循環同時計測システムを設置。
これらで得られたデータがレーザードップラー計で得られた脳血流と、多分割頭部電気インピーダンス加速度脈波による局所脳循環同時計測システムで得られた脳血流を比較検討し、システムの最終的な開発に取り組む。
平成18年度未現在、まずイヌ脳卒中モデルの確立に重点を置いた。前頚部よりアプローチする手術法により、両内頚動脈と椎骨動脈を一期的に閉塞し、全脳虚血モデル作成に成功した。また、同アプローチにより内頚動脈から、中大脳動脈まで4-0ナイロン糸を送り込むことで、局所の脳虚血モデル作りにも成功した。両モデルは、ドップラー脳血流計で脳血流の低下と、脳組織検索で神経細胞の脱落を確認した。今後これらのモデルを用いて血流解析を行っていく予定である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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