研究課題/領域番号 |
18591608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
松野 彰 帝京大学, 医学部, 教授 (00242058)
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研究分担者 |
中込 忠好 帝京大学, 医学部, 教授 (90198052)
藤巻 高光 帝京大学, 医学部, 助教授 (80251255)
竹腰 進 東海大学, 医学部, 助教授 (70216878)
長村 義之 東海大学, 医学部, 教授 (10100992)
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キーワード | 脳・神経 / 下垂体 / 蛋白質 / 細胞内輸送 / モータープロテイン |
研究概要 |
下垂体ホルモン分泌穎粒の細胞内輸送を担うmotor proteinの中でも、kinesin super family (KIF)に注目した。KIFには現在14のfamilyが存在し、それぞれの遺伝子配列も明らかになっているので、まず下垂体培養細胞であるGH3 cellとAtT-20 cellにおいて、各種KIFの発現を、RT-PCR, Northern blotting, Western blottingの方法を用いて検討した。これまでの研究において、成長ホルモンgrowth hormone (GH)の細胞内輸送にはRab3Bが協調的に作用していることがあきらかであるので、ついで、Rab3Bと協調的に働くKIFの同定を行った。具体的には、細胞質分画において、免疫沈降法によりRab3Bと共沈するKIFを検出した。このRab3Bと協調的に働くKIFについてgreen fluorescent protein (GEP)との融合タンパクを作成した。これまでに確立した、enhanced yellow fluorescent protein (EYFP)-GHを発現するGH3 cellとAtT-20 cellにおいて、EGFP-KIF、ECFP-Rab3Bのco-fransfectionを行った。co-transfectionはリボソーム法を用いて行った。現在、これらの融合蛋白の発現を確認中である。
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