研究課題
基盤研究(C)
卵巣組織の凍結による生殖能力の保存は、いまだ確立した方法論ではない。そこで、性同一性障害の治療目的で行われた手術時に、本人の同意のもとに新鮮卵巣組織の提供を受け、各種凍結・融解法が及ぼす卵巣組織への影響を検討した。その結果、再移植手術が容易な大きさである10mm四方・厚さ1mmののヒト卵巣組織片を簡便に採取し、卵巣摘出直後にガラス化凍結保存するCryotissue法が可能となった。凍結した卵巣組織片の融解後、免疫不全(NOD-SCID)マウスの卵巣嚢に移植したところ、組織片あたり少なくとも1000個前後もの初期卵胞が生着することが確認できた。
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