研究課題/領域番号 |
18591831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
井篦 一彦 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60303640)
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研究分担者 |
山本 英子 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (10432262)
野村 誠二 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (20242860)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | 子宮体癌 / 酵素 / 免疫寛容 / リンパ球 / NK細胞 / 標的治療 / 免疫療法 |
研究概要 |
トリプトファン代謝酵素であるIDOは免疫抑制作用を有し、癌の宿主に対する免疫寛容に関与する.本研究では子宮体癌におけるIDOの発現とその意義について検討し以下の知見を得た.(1)IDOは子宮体癌の予後を規定する分子マーカーである.(2)IDOは局所腫瘍浸潤リンパ球を抑制する.(4)IDOを過剰発現した子宮体癌細胞は、マウスモデルにおいて腫瘍増殖が促進されるが、IDO阻害剤投与によりその増殖は抑制される.以上よりIDOは子宮体癌における新たな標的治療のターゲットとなる可能性が示された.
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