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2008 年度 自己評価報告書

胎児横隔膜へルニアにおける肺血管のリモデリング解析と胎児治療モデルの作成

研究課題

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研究課題/領域番号 18591951
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 小児外科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

幸地 克憲  東京女子医科大学, 医学部, 教授 (40312938)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード横隔膜ヘルニア / 肺血管増殖因子 / 胎児治療 / 肺高血圧 / Endothelin / 肺血管抵抗
研究概要

胎児診断の普及と超音波診断技術の普及に伴い、横隔膜ヘルニア(以下CDH)の胎児診断例は増加し、生直後より専門施設でのintensive careが行われている。しかし、現状では胎児診断されたCDHの予後は一般的に不良であり、胎児診断の恩恵を受けていない。この理由として胎児診断のCDH予後不良例の肺は極めて未熟であり、肺低形成および血管平滑筋の肥厚による肺高血圧の2つの重篤な病態を伴っている。近年の分子生物学的研究により、肺血管の発生とremodelingの過程に関わる遺伝子 : VEGF, angiopoietin, ephrinが解明され、肺血管形成の過程とこれに関わる遺伝子の発現が分かってきた。更に、肺血管トーヌスを司る遺伝子としてendothelinが関与していることが判明した。nitrofen経口による胎仔CDHモデルラットを用い、胎仔CDHモデルにおける肺血管構築に関わる遺伝子ephrin、肺血管トーヌスをコントロールする遺伝子 : endothelinの発現を解析する。更に各antagonistを用いて、出生後の効果的な肺高血圧を予防し、新たなCDH胎児治療が可能か検討を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ラット横隔膜ヘルニアモデルを用いた血管形成の分子生物学的検討とEndothelin1阻害薬による肺動脈壁肥厚の抑制2008

    • 著者名/発表者名
      幸地克憲、吉田英生、菱木知郎、齋藤 武、照井啓太
    • 学会等名
      第45回日本小児外科学会総会
    • 発表場所
      茨城
    • 年月日
      2008-05-12

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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