研究課題
基盤研究(C)
神経芽腫に対する外科療法と併用した樹状細胞治療の開発を目的に、前臨床試験としてマウス皮下担癌モデルにおいて、センダイウイルスベクター導入樹状細胞(SeV/DC)は有意に腫瘍増殖を抑制し、さらにSeVに搭載する遺伝子としてIFN-βを用いること、また放射線療法の併用療法で抗腫瘍効果が増強することを確認した。さらに、新たな知見として、放射線前照射によりSeV/DCが誘導する抗腫瘍免疫は、CTL活性を増強し長期メモリーを成立させることが分かった。また、抗腫瘍効果を担う主な免疫細胞は、原発巣の縮小にはCD4陽性T細胞が、再移植時にはCD8陽性T細胞が重要であることが示唆された。現在、臨床研究のプロトコールを作成中である。
すべて 2009 2008 2007 2006 その他
すべて 雑誌論文 (9件) 学会発表 (9件) 図書 (3件) 備考 (1件)
Gene Ther 16
ページ: 240-251
Oncol Rep (in press)
Lancet 371
ページ: 1173-1180
J Cancer Res Clin Oncol 30
ページ: 447-450
Pediatr Surg Int 24
ページ: 1123-1126
J Pediatr Surg 42
ページ: 489-493
Eur J Pediatr Surg 17
ページ: 23-28
42
ページ: 2046-2049
J Pediatr Hematol/Oncol 29
ページ: 551-556
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/pedsurg/