• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 自己評価報告書

核内酵素ポリ(ADP-リボース)シンセターゼ阻害による敗血症性ショックの治療戦略

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18591978
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 救急医学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

三高 千恵子  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 准教授 (20126254)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード敗血症性ショック / エンドトキシンショック / Poly(ADP-ribose)synthetase / 炎症性サイトカイン
研究概要

敗血症性ショックは、感染によって引き起こされる重篤な全身性炎症反応で、サイトカインやNOが過剰に産生される。NOはsuperoxideと反応し毒性の強いperoxinitriteが生じこれがDNAを障害しpoly(ADP-ribose)synthetaseを活性化する。これにより細胞内のDNAやATPが枯渇し細胞死にいたる。したがって、poly(ADP-ribose)synthetaseを阻害することにより、敗血症性ショックの病態を改善することが期待できる。本研究ではpoly(ADP-ribose)synthetase活性阻害薬である3-aminobenzamide腹腔内投与により、LPSとzymosanの腹腔内投与によるラット敗血症性ショックモデルにおける血行動態、サイトカイン産生、臓器障害に及ぼす影響を検討する。まず、3-aminobenzamideを前投与後にLPSとzymosanを腹腔内投与して、その効果を検討する。良い結果が得られたら、敗血症性ショックモデル作成後に3-aminobenzamideを投与してその効果を検討する。

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi