研究課題
基盤研究(C)
破骨細胞が過剰に形成されると、骨溶解が亢進して骨粗鬆症を招く。従って、破骨細胞の分化誘導機序を明らかにすることは、骨粗鬆症の治療法の確立において意義がある。本研究では、破骨細胞の分化誘導にCa^<2+>透過性陽イオンチャネルの一つであるTRPV2が関わっていることを明らかにした。TRPV2は細胞外からのCa^<2+>流入を促進し、分化誘導に必須の転写因子であるNFATc1を活性化することで、破骨細胞の形成を促進すると考えられた。
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Am J Physiol Cell Physiol 294
ページ: C693-C701