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2007 年度 実績報告書

DNA多型解析による口腔扁平上皮癌疾患感受性遺伝子の検索

研究課題

研究課題/領域番号 18592193
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

青木 久美子  奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (40448767)

研究分担者 石谷 昭子  奈良県立医科大学, 講師 (40112544)
キーワード口腔扁平上皮癌 / 遺伝子
研究概要

本研究は口腔扁平上皮癌を多因子疾患としての面から捉え、その発症原因に関わる疾患感受性遺伝子の解析を行うことを目的としている。さらに、我々のこれまで研究で見いだされたMICA型と本疾患との相関が可溶性MICA分子と関連するのかについて、ELISA法を用いて末梢血内に存在する可溶性MICAタンパクの発現量を調べ、本疾患における可溶性MICA分子の機能解析を行う。研究経過および実績は、まず試料収集は研究代表者が奈良県立医科大学口腔外科外来にて、適切なインフォームドコンセントを得た後に本疾患患者から10mlの採血を行っている。DNA抽出は、法医学教室において、研究分担者の指導のもとに実験補助員が行っており、具体的にはMICA遺伝子マイクロサテライトタイピングをGeneAmp-PCRシステム9700にてMICA遺伝子の膜貫通領域をコードするexon5のマイクロサテライト領域を増幅しており、DNAシークエンサーにてマイクロサテライトタイピングを行い、MICA-A4,A5,A5.1,A6,A9とに分類し遺伝子多型を解析している。全HLA領域における1塩基多型(SNPs)タイピングは、海外研究協力者により作製されたプライマーをもとに、研究分担者が実験補助員とともに行っている。また、可溶性MICA蛋白の定量もサンドイッチELISA法により可溶性蛋白を定量測定しており、MICA遺伝子マイクロサテライトタイピングの遺伝子多型と、可溶性MICAタンパク発現量との関連を慎重に解析中である

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Asoociation between soluble MICA levels and disease stage IV oral squamous cell carcinoma in Japanese patients2008

    • 著者名/発表者名
      Shigehiro Tamaki, Nobuyuki Sanefuzi, Masayoshi Kawakami, Kumiko Aoki., Yuichiro Imai, Yasutsugu Yamanaka, Kazuhiko Yamamoto, Akiko Ishitani, Katsuhiko Hatake, Tadaaki Krita
    • 雑誌名

      Human Immunology 69

      ページ: 88-93

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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