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2006 年度 実績報告書

口腔癌早期診断法の確立のためのプロテインマーカー・遺伝子マーカー解析

研究課題

研究課題/領域番号 18592205
研究種目

基盤研究(C)

研究機関鶴見大学

研究代表者

大島 朋子  鶴見大学, 歯学部, 講師 (50233101)

研究分担者 佐藤 徹  鶴見大学, 歯学部, 講師 (30170765)
キーワード歯学 / 癌 / 遺伝子 / プロテオーム
研究概要

口腔癌において診断・予知感受性遺伝子やバイオマーカーを探索するため、今年度は一塩基多型SNPsのリンケージ解析用のサンプル採取・調整および検出条件の決定と一部対象サンプルの解析を行い、また、腫瘍特異的発現タンパク質のプロテオーム解析のための条件検討を行った。
ゲノムワイドなSNPs linkage解析を行うため、コストと検出感度・効率とのバランスからもっと最適な方法を選ぶ条件検討の結果、ビーズアレイ法にて解析することを決定した。Case-control studyを行うにあたり、対照群である健常者184名の血液サンプルからDNAを抽出し、増幅させ、ビーズアレイ法によるSNPs解析を行った。そのうち2例において理由が不明で情報が得られなかったものの、182例のSNPs情報がゲノム上5858箇所のSNPsにおいて得ることができた。次年度に疾患群約100例の解析を行い、候補領域を絞り込む予定である。
また、腫瘍特異的発現タンパク質のプロテオーム解析のための条件検討では、Laser Micro-dissectionで腫瘍部と健常部の組織から抽出し、SELDI-TOF-MS(surface enhanced laser desorption ionization time of flight mass spectrometry)法の検出条件の検討を行った。次年度では、Case-control studyによる腫瘍特異的パターンから特異的発現タンパク質の特定を試みる予定である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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