研究課題/領域番号 |
18592343
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中村 伸枝 千葉大学, 看護学部, 教授 (20282460)
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研究分担者 |
佐藤 奈保 千葉大学, 看護学部, 講師 (10291577)
沖 奈津子 千葉大学, 看護学部, 助教 (70513985)
内山 尚子 千葉大学, 看護学部, 助教 (40513940)
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キーワード | 看護学 / 生活習慣 / 幼児 / 母親 / 健康への関心 |
研究概要 |
本課題は、幼児とその母親に焦点をあて、母親が自分の健康に関心を寄せ生活習慣を整えていくことを促進することにより、母親の健康増進を図るとともに幼児の生活習慣が改善することを目指している。平成20年度は、2年目に行った子育て支援センターでの活動の評価を、母親の参加状況やアンケート結果の分析により行った。その結果、活動内容は全て母親自身にとってだけでなく、子育てをするうえでも役立つと回答された。特に"お母さんの健康と検診"は8割以上がとても役立つと回答し、プログラム中に初めて検診を受けたり、乳がんの自己検診を始めた母親もいた。子育てに多忙な幼児をもつ母親に対し、子育て支援センターを活用して母親が自身の健康を振り返る機会を提供すること、検診に関する具体的な情報や知識を提供する意義を確認でき、成果を発表した。また、参加者に対して1年後のフォローアップデータの収集を行なうと共に、活動の中で有効と考えた母親と幼児双方を対象としたパンフレット:「お母さんと子どもの骨の話」、「中耳炎のはなし」を作成し、配布した。健康教室への母親の参加は、当日の子どもの体調や天候などにも左右されていたため、1回毎に完結する内容とすることや、参加できなかった母親に対しパンフレットなどの資料を配布する方法は適切と考えた。 今後は、フォローアップデータ、身体計測データと生活習慣のデータの分析を進め、母親の食習慣・生活習慣改善に向けた支援が、母親自身と幼児の生活習慣に与える影響を検討していく予定である。
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