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2006 年度 実績報告書

実践力の向上をめざした術後看護用コンピュータ教材の学習効果及び個人特性との関係

研究課題

研究課題/領域番号 18592349
研究種目

基盤研究(C)

研究機関岐阜大学

研究代表者

竹内 登美子  岐阜大学, 医学部, 教授 (40248860)

研究分担者 松田 好美  岐阜大学, 医学部, 助教授 (10252149)
高橋 由起子  岐阜大学, 医学部, 助手 (90313915)
小澤 和弘  岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (20336639)
キーワード術後看護 / 電子教材 / 教材開発 / 個人特性 / 学習効果
研究概要

【目的】
本研究の目的は,看護学生と新卒看護師の看護実践能力を高めるために,コンピュータを利用した教育を推進することである。また,その活用に際しての留意点を提言することである。科学研究費の交付期間内では,学生や新卒看護師らが最も困難さを感じていると思える術後3日間の看護用教材を開発し(1年目),その学習効果を検証する(2〜3年目)。この際,適性処遇交互作用研究に基づいた分析によって,コンピュータ教材の利用という学習特性と,学習者の個人特性との関係を探究する。
【方法】
平成18年度は「術後3日間の看護」をテーマとしたコンピュータ教材の開発を行う
(1)教材の分析
・インターネット上の看護関連教材の検索と内容分析
(2)既に実施済みの質問紙調査の結果に基づいた重点項目の決定
(3)コースの流れの決定
(4)シナリオの決定と写真及びビデオ撮影
(5)提示画面データやメッセージデータの決定
(6)コンピュータへ入力
【結果・考察】
既に研究者が開発した「術後24時間の看護」のコンピュータ教材を元にし,それを発展させた形で「術後3日間の看護」をテーマとしたコンピュータ教材を開発中である。現在は上記の方法に記した(1)〜(4)を終了し,エキスパートナースと看護学生・新卒看護師に聞き取り調査を行いながら教材内容の質についての検討を重ねている。上記の方法(5)〜(6)については加除修正をしながらの作業であり、3月現在においては80%の完成度であるが、EBNに基づいた内容と新しい写真や動画を得ることができており、有効な教材内容を組み込めると考えている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 臨床看護実践能力の向上を目指した教育支援システムの構築2006

    • 著者名/発表者名
      竹内登美子, 小澤和弘 他
    • 雑誌名

      第10回日中看護学会論文集 10(1)

      ページ: 216-218

  • [雑誌論文] 手術室オリエンテーション用コンピュータ教材の活用と教材評価2006

    • 著者名/発表者名
      高橋 由紀子, 竹内登美子 他
    • 雑誌名

      第10回日中看護学会論文集 10(1)

      ページ: 299-230

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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