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2006 年度 実績報告書

虐待予防の援助に関する研究:母の自己効力感を高めるペアレンティングプログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 18592377
研究種目

基盤研究(C)

研究機関石川県立看護大学

研究代表者

西村 真実子  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50135092)

研究分担者 井上 ひとみ  石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (50295169)
梅山 直子  石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (60405066)
米田 昌代  石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (80326082)
北岡 和代  石川県立看護大学, 看護学部, 助教授 (60326080)
金川 克子  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (10019565)
キーワード子どもの虐待 / 子育て / 自己効力感 / 母親 / ペアレンティング・プログラム / 育児不安 / 育児困難
研究概要

以下の3点について、データ収集し、分析中である。
1 子育ての現状(育児困難)についてのフォーカス・グループ・インタビュー
ペアレンティングプログラムの作成に役立てるために、現代の日本の子育ての現状、特に母親にとっての困難点(うまくいかないこと、なんとかうまくいっていること、頑張っている点)を明らかにするために、5グループに対し、フォーカスグループインタビューを実施した。育児困難の内容を質的に分析中である。
1)1〜2歳児の母親(8名)
2)3歳〜就学前の幼児の母親(8名)
3)育児困難を取り扱う母親グループに参加する母親(4名)
4)子育ての現状・課題に精通している開業助産師・保健師(6名)
5)子育ての現状・課題に精通している保育士(7名)
2 TOPSE(Tool to measure Parenting Self-efficacy)日本語版の信頼性・妥当性の検討
1)翻訳の正確さを確認するために、研究者らにより翻訳し、英語圏に在住経験のある英語教員も含めて検討。さらに、ネーティブスピーカーによる日本語→英語の再翻訳後、両者を比較した。
2)構成概念妥当性・内部-貫性検討のために、乳幼児の子育て中の母親(保育施設の利用または子育てサークルに入っている母親)を対象に調査実施。約300名の回収があり、現在分析中。
3 ペアレンティングプログラムの実施によるデータ収集(プレテスト)
カナダのペアレンティングプログラム「Nobady's Perfect」の枠組みにより、「イライラしてあたったり、母親失格だと自信をなくしたり・・」という文章で育児不安や困難に悩む参加者を募集し、精神的健康度がやや違う者の相互サポートの仲間づくりや、イライラの質の違いも含めて相互に受け入れ理解しあう話し合いを目指して、実施(1回2時間、週1回で計6回)。プログラム前後、1か月後のTOPSEを測定した。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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