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2006 年度 実績報告書

出生前診断における遺伝専門看護師の実践的機能の構築とそのネットワーク

研究課題

研究課題/領域番号 18592398
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東海大学

研究代表者

横山 寛子  東海大学, 健康科学部, 助教授 (30143150)

研究分担者 石井 美里  東海大学, 健康科学部, 講師 (10276660)
和田 恵子  東海大学, 健康科学部, 講師 (10287104)
溝口 満子  東海大学, 健康科学部, 教授 (00287103)
キーワード出生前診断 / 遺伝看護 / 遺伝医療
研究概要

1.研究の経緯
平成10年より始めた研究テーマであり、平成13〜16年に行った羊水検査を受けた妊婦への面接調査において、医療職の出生前診断に関する認識は多様であるために、妊婦の検査受検の自己決定は初期段階で関わった医療職によって影響が及ぼされていることが確認された。そこで、今回遺伝医療を専門としているわけではない一般医療職の出生前診断に関する認識を把握することが、今後の遺伝医療サービスを展開するにあったては必要であると考えられたため、「一般医療職の出生前診断に関する認識(研究2)」を把握する目的で調査を行った。
また、「出生前診断における遺伝専門看護職の機能・役割に関する基礎的資料の収集(研究1)」を文献により収集を行った。しかし、今年度の研究計画の中にあった「看護職が遺伝相談部門に参入している施設への訪問」は、時間的調整が難しく、次年度へ持ち越しとなった。
2.研究実施内容・結果
研究1に関しては、国内の文献を中心に収集を行ったが、遺伝専門看護職が出生前診断に関与している施設がわずかであることから、看護職の機能・役割を明確にしている文献は少なかった。出生前診断に関する医療者の関わりに関しては、遺伝相談部門において重要な領域であると考えられるため、出生前診断を受けるクライエントへの支援を考えるには、看護職の果たす機能・役割に限定せず、医療職全体の果たすべき機能・役割として情報の収集に努めることが、今後必要であると考えられた。
研究2に関しては「一般医療職の出生前診断に関する認識」を把握する目的で、神奈川県内の医療職(医師・看護職)を対象として、2007年1〜2月に郵送によるアンケート調査を行った。現在回収中であり、これからデータの入力・分析を年度内に行う予定である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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