研究課題/領域番号 |
18592412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 (2007-2008) 東京医科歯科大学 (2006) |
研究代表者 |
清水 洋子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (90288069)
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研究協力者 |
柴田 健雄 東海大学, 医学部, 助教 (30366033)
遠藤 有人 東京医科歯科大学大学院, 医歯学総合研究科博士課程
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | 虐待予防 / グループ・ミーティング / 効果 / 支援能力 |
研究概要 |
虐待予防のグループ支援の効果と支援に必要な能力とその重要度を検討した。結果、参加者の効果について「子育て罪悪感」「子どもとの関係」「両親との関係」「共感・受容・孤独感」「対処」に有意な改善がみられ、グループ支援は虐待予防に有効であることが示された。支援者が捉えた参加者側効果は「自己の肯定」73.0%、支援者の効果は「グループ支援の学びが個別支援の関わりに役立つ」67.6%で最も多かった。支援者は支援能力について「事後フォローと評価」を最も重要とし、次いで「事前準備」「当日のグループ運営」の順であり、下位項目では特に「カンファレンスによる振り返りと支援の方向性の確認」、「参加者との信頼関係と動機づけ」、「支援者側の視点からみた効果の共有」を重要と捉えていることが明らかになった。
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