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2006 年度 実績報告書

地域の健康課題解決に結びつく行政保健師と大学が協働する教育研究活動のあり方・方法

研究課題

研究課題/領域番号 18592436
研究種目

基盤研究(C)

研究機関岐阜県立看護大学

研究代表者

坪内 美奈  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (70326114)

研究分担者 岩村 龍子  岐阜県立看護大学, 看護研究センター, 助教授 (00326109)
大川 眞智子  岐阜県立看護大学, 看護研究センター, 講師 (10253923)
松下 光子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (60326113)
米増 直美  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (80326115)
北山 三津子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (70161502)
キーワード地域看護学 / 大学教員 / 行政保健師 / 協働 / 教育研究活動
研究概要

大学教員と行政保健師との協働した教育研究活動のプロセスと役割と協働の方法、それにより解決が図られた地域の健康課題の内容の変化を明らかにするために、下記の研究を実施した。
1.行政保健師と協働した教育研究活動の事例調査の実施。2町の保健師との地域の健康課題解決に向けての初年度の取り組みでは、保健師問の検討会への教員の参加や実習打ち合わせ等を通して、課題の明確化を図っていた。また、教員と保健師間で課題を共有することで、保健師の活動を推進していくための実習や共同研究の方向性を検討できた。
2.国内の保健師の実践改善に関する文献調査(2文献)。分析の視点を明確にした。今後、保健師の実践の改善が図られた文献を絞り込み、分析をすすめていく予定である。
3.共同研究や実習を地域の健康課題解決の機会として生かせる可能性と必要条件の整理をした。実習の場合は、実習の形態によりその機会となるかどうかが異なる。その機会となる可能性のある実習(単独訪問実習、卒研実習)では、学生、保健師、教員間で地域の課題について十分に話し合うこと等が必要である。
4.共同研究に取り組む行政保健師と大学教員の協働実践についての断面調査の実施。2004年〜2006年の日本地域看護学会の学術集会誌(3冊)と日本地域看護学会誌(6冊)の中から、看護系大学教員と行政保健師が共同で報告している地域看護研究の55課題を選び、研究メンバーである大学教員と保健師の各筆頭者に郵送調査を実施した。大学教員においては、保健師との共同研究を通して、地域の課題解決への貢献と保健師の専門能力の向上を目指していた。また、共同研究を実施することで教育活動およびそれ以外にもプラスになる面が様々あることがわかった。
5.行政保健師と共同研究に取り組む大学教員の協働実践について聞き取り調査の予備調査を実施した。共同研究に取り組む大学側の体制、研究プロセス、教員が大事にしていたこと、実施してよかったことを質問項目として取り入れる必要がわかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 行政保険師と大学教員との協働活動による地域の健康課題明確化の現状と協働の方向性2006

    • 著者名/発表者名
      坪内美奈, 米増直美, 松下光子他
    • 雑誌名

      日本地域看護学会第10回学術集会講演集 (採用されているが未刊)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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