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2006 年度 実績報告書

脳卒中退院患者からみた在宅療養生活開始時の課題

研究課題

研究課題/領域番号 18592457
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東邦大学

研究代表者

美ノ谷 新子  東邦大学, 医学部, 助教授 (20299986)

研究分担者 杉本 正子  東邦大学, 医学部, 教授 (80226464)
福嶋 龍子  東邦大学, 医学部, 助教授 (00299984)
山口 綾子  東邦大学, 医学部, 助手 (10366502)
峯川 美弥子  東邦大学, 医学部, 助手 (90366500)
キーワード脳卒中退院患者 / 在宅療養者 / 聞き取り調査 / 退院前の心配 / 退院時の困りごと / 施設入所者 / 退院指導
研究概要

当初の研究計画に則り研究は進行中である。初年度予定していた脳卒中在宅患者および家族のデータ収集を終え、52例の有効回答についてデータ分析した。その結果、平成18年11月沖縄で開催された日本民族衛生学会で「脳卒中退院患者からみた在宅療養生活開始時の課題」を発表した。要旨は以下のとおりである。1.心身の状況の困難な者ほど退院前から心配や予測できた困りごとがあり、退院前に知っておきたい、準備しておきたいと思っていた。2.入院中の退院指導は職種により64%から25%までの開きがあり、担当者会議は19.2%の実施率であった。3. 後の対応として、入院中に介護保険申請などの退院準備を整えることや、退院後も継続するかかりつけ医のような存在が必要であろう。学会発表後さらに詳細なデータ分析を行い、現論文作成に取り組んでいる。
一方、二年目の施設入所者調査の準備を進行中である。課題名:脳卒中退院患者から見た退院後の療養生活開始時の課題で、研究計画は平成18年11月27日に学内の倫理審査で承認を得た。その後、脳卒中退院後に施設入所した本人および家族50例の調査該当者抽出のため、特別養護老人ホームおよび老人保健施設に依頼中である。現在、4箇所の特別養護老人ホーム、8箇所の老人保健施設へ調査説明を行った。該当者の紹介あり次第、施設入所者へ聞き取り調査に赴けるよう、研究者が研究体制を整え待機している。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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