研究課題
プラスミンを用いた硝子体手術法の確立:一昨年7月に倫理委員会に申請を行い、昨年よりプラスミンを用いた硝子体手術を開始した。現時点で4例6眼に施行し、手術中の補助薬剤としての有用性を確信するに至った。またこれまでの症例を元に糖尿病網膜症、未熟児網膜症に対する有用性を発表した。ベバシズマブ眼内投与との併用効果:現在臨床応用に向け申請中であるが、現在ラット眼を用いベバシズマブ投与後の脈絡膜毛細血管のfenestrae構造の変化について検討中であるが、投与後約1週問はfenestraeの減少が見られ、今後臨床応用に際する留意点として有用であることがわかった。セプラフィルムを用いた硝子体手術法の確立:現在家兎眼に対し意図的網膜剥離を作製しプラスミンとの併用効果を検討中である。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 246
ページ: 51-59
Retina 27
ページ: 1074-1078
Am.J.Ophthalmol. 144
ページ: 139-141
眼科臨床医報
ページ: 853-855