研究課題/領域番号 |
18599008
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
川名 るり 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (70265726)
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研究分担者 |
筒井 真優美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50236915)
江本 リナ 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (80279728)
平山 恵子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (40520771)
松尾 美智子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (90460104)
山内 朋子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (70460102)
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キーワード | 熟練技能 / 小児看護 / 小児病棟 / 伝達 / 看護技術 |
研究概要 |
平成20年度は、研究計画に基づき(1)本調査、(2)米国の小児病院・病棟視察を実施し、最終年度としてのまとめを行った。 【本調査】 日本赤十字看護大学倫理委員会の承認を得て、本調査を実施した(テーマ「小児看護における実践知を共有する組織」)。その結果、(1)病棟組織内において目的が共有される、(2)個人レベルで自由な行動が認められる、(3)病棟組織と外部との相互作用が自由に起きる、(4)知識や情報が繰り返し伝達される、(5)自由に知識や情報を得ることができる、ことによって実践知の共有・創造が促進されることが明らかになった。この研究成果については日本看護科学学会(平成20年12月)において発表した。 【視察】 米国(デンバー/コロラド州)の(1)The Children's Hospital、(2)St.Luke's Medical Hospitalの視察を行った。(1)ではDr.Fosterとのミーティングの後、主に「ナイチンゲール病棟」の見学を行った。(2)ではDr.Magilvyとのミーティングの後、小児病棟の見学を行った。技術教育体制として病院の理念を教育プログラムへ反映させることや、その教育効果の評価として看護師自身の職場満足感に着目している現状を知ることができた。また、その際の課題も明らかになった。 3年間の研究成果をThe 3rd Hong Kong Nursing Forum(平成21年6月)において発表する予定である(査読済み・発表確定)。
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