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2008 年度 実績報告書

教育大学の学生参加による地域連携型総合的な学習の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18601005
研究機関大阪教育大学

研究代表者

関 隆晴  大阪教育大学, 教職教育研究開発センター, 教授 (50171327)

研究分担者 岡崎 純子  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (20195332)
野田 文子  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (90189407)
キーワード総合的な学習の時間 / 体験学習 / 森林環境教育 / 食農教育 / 畑交流会 / 学生参加 / 地域連携 / 教職専門性
研究概要

柏原市立K小学校4年生(55名)を対象に、大阪府中部農と緑の総合事務所、柏原市市民生活部産業振興課、柏原市教育委員会との連携の下、理科教育講座の学生が中心となり総合的な学習の時間における森林体験学習を実施した。一方、八尾市立M小学校4年生(108名)を対象に、八尾市教育委員会との連携の下、総合認識系の学生が学内教材園をフィールドとして総合的な学習の時間における畑交流会を実施した。
地域連携型総合的な学習における森林体験学習:6月以降、5校を対象にした9回の森林体験学習で児童の森林体験学習支援ボランティアとして参加した後、K小学校との事前調整・打ち合わせから活動内容の作成、模擬練習を経て学生が中心となって1月の森林体験学習を実施した。また、森林体験学習を経験して教員となった卒業生を対象にアンケート調査を実施した。これらの結果から、子どもコミュニケーションカの養成、現揚でのコーディネイトカ、教材開発能力等が育成されたことが示された。
地域連携型総合的な学習における食農教育:これまで総合的な学習の時間に活用できる地域と連携した食農教育の教育プログラムの実践を踏まえた開発を進めた。これをさらに改善して実施するとともに整理して事例としてまとめた。また、食農教育での体験が小学校現場での教員としての資質にどのような影響を与えるかを調べるため、本教育プログラムを体験した者ののうち、教員となっている卒業生にアンケート調査を実施した。回収率は、60.7%で17名の回答があった。特に、栽培活動と教職専門性について問うたが、他の要素と比べて、食育教育への動機付けとして機能したとする者が多かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 大学と地域の連携活動による森林環境教育での教員養成系大学学生の教師としての成長の場の構築2008

    • 著者名/発表者名
      岡崎純子, 荻田耕司, 野田俊弘, 三島宏, 松田幸子, 中辻清泰, 関隆晴
    • 雑誌名

      大阪教育大学紀要 第V部門 教科教育 57

      ページ: 85-91

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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