研究課題
基盤研究(C)
乳清蛋白に通電すると、その陰極側でアレルゲン活性が低減化する現象を発見した。とくに乳清中の主なアレルゲンであるβ-ラクトグロブリン蛋白において著しい低アレルゲン化がみられた。β-ラクトグロブリン蛋白はS-S結合を介した2量体でアレルゲン性を発揮すること、陰極側ではS-S結合に因らない2量体が形成され、この蛋白のIgE抗体結合領域として知られる^<41>Val^<-60>Lysと^<149>Leu^<-162>Ile部分がトリプシン耐性領域に移行することを明らかにした。
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浦上財団研究報告書 15
ページ: 1-8