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2007 年度 実績報告書

学生の動機づけを重視して双方向型Webサイトを活用した科学技術倫理教育方法の改善

研究課題

研究課題/領域番号 18607003
研究機関金沢工業大学

研究代表者

西村 秀雄  金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (70208221)

研究分担者 札野 順  金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (90229089)
キーワード技術者倫理 / 初年次教育 / Web / 学習 / 動機づけ / 双方向 / アクセス解析 / FD
研究概要

当初予定通り、平成19年度は一昨年度中に授業用のWebサイトサーバーを移転して完全な形でアクセスログ記録を残すことのできるシステムを構築した。また外部業者に委託して、実際のアクセスログ記録を個人情報保護に十分配慮した上で予備的に解析し、情報収集システムが予定通り完全に機能していることを確認した。他方受講生に対してアンケート調査を予定通りに実施し、その結果とログ記録の整合性を検討しつつある。
以上のように、ハードウェア面、ソフトウェア面ともに各種準備は整ったため、昨年度から本格的にWebシステムを運営し、ログ記録を本格的に収集している。特に昨年度冬学期は対象2科目の履修人数がほぼ同数であったため、両者を比較するために良いデータが得られており、集中的に解析している。
その得られたデータから今年度は、受講生がどの学期中のどの時期にどのような学習上の困難(動機づけ、情緒面等を含む)に直面しているかの解析を試みている。また、改善可能な点についてはすぐに改善し、さらにその改善への受講生の反応も分析している。
また、この間に得られた分析結果と関係する学会で発表し、初年次教育・導入教育との有機的連携の可能性を検討している。以上の研究は研究代表者の西村が担当するが、共同研究者の札野は科学技術者倫理の専門家として、その教育内容および教育効果を検討する。
本年度は最終年度であり、システム運用による学生からの反応を分析し、情報収集および分析手法の確立、科学技術倫理教育との整合性の検討、他大学等の初年次・導入教育の研究と、その連携の可能性を検討した結果を年度末までにまとめて、公表する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 科学技術者倫理教育における教育効果測定の試み2007

    • 著者名/発表者名
      本田康二郎、西村秀雄、他
    • 雑誌名

      平成19年度工学・工業教育研究講演会講演論文集

      ページ: 200-201

  • [学会発表] 金沢工業大学におけるEAC教育体制の、よりいっそうの充実に向けた取り組み2007

    • 著者名/発表者名
      西村秀雄
    • 学会等名
      科学技術社会論学会第6回年次研究大会
    • 発表場所
      東京工業大学
    • 年月日
      2007-11-11
  • [備考]

    • URL

      http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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