研究概要 |
最終年度である平成20年度は、前年度1月から2月にかけて行った社会調査のデータクリーニングおよびデータ分析を行った。 1データクリーニング 平成19年度に実施した調査の概要は以下のとおりである。調査対象:住民基本台帳から無作為に選ばせていただいたK市にお住まいの20歳以上75歳以下の方々、調査時期:2008年1月から3月、調査方法:郵送法、発送数:4,000人、主な調査項目:釜石での仕事や家族形成、生活意識、地域コミュニティとの関わり、地域移動。平成20年度に実施したデータクリーニングの結果、有効回収数は1,485人(有効回収率37.1%)となった。回答者は、性:男性45.7%、女性53.7%、無回答0.6%、出生年:〜1934年生まれ7.5%、35〜44年生まれ30.1%、45〜54年生まれ20.3%、55〜64年生まれ13.3%、65〜74年生まれ9.8%、75〜84年生まれ13.5%、1985年生まれ〜4.7%、無回答0,6%。 2データ分析 現在、K市以外に居住している者32名の除外した1,453名を分析対象とし以下の分析を行った。K市以で生活をしたことがある市民は男女ともそれぞれ約6割。釜石から出た契機の多くは進学であり、就職で戻ってくる男性が約6割、女性は約4割。結婚で戻ってくる女性は約3割。今後K市以外で暮らしたいとする者は男女とも2割。生活満足度が低い方がK市以外で暮らしたいと考えている。特に買い物についての満足感の違いが大きい。今後、さらに分析を進める。
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