1.1年次生を対象とする言語力基本調査を3種実施し、学生の言語力の実際を把握した。 (1)助詞の使い方を診る文法テストを4〜5月に実施した。 (2)総合的読解力診断を目的とした内容把握中心のテスト8回を4〜5月に実施した。 (3)大学初年次生用基礎学力判定テストを11月に実施した。 2.19年度前期の計画を実施した。 (1)2年次生を対象とするプログラムの実施 18年度に試行プログラムを受けた学生を対象に4週間の応用プログラムを実施した。受講者の自主性・積極性を重視し任意参加方式で実施したが参加者は少数に止まった。次年度は参加者数の増加を視野に入れた改善を加え、継続実施する予定である。 (2)1年次生を対象とするプログラムの実施 18年度のプログラムに沿って3週間の基礎プログラムIを実施した。 3.19年度後期の計画を実施した。 (1)1年次生を対象とする3週間の基礎プログラムIIを実施した。 前期実施の基礎プログラムIとの間隔を適切に設けることの重要性が示唆された。次年度はこの点の改善を加える。 (2)担当する教養科目講義(1年次生の50%が受講)を通じて課外の読書意欲を喚起するとともに、読書環境の改善に努めた。 4.各プログラムについて学生から評価を受けた。概ね肯定的であるが一部に負担感を抱く学生がいた。今後は学生の興味関心、言語力に配慮し、柔軟性を持たせたプログラムを実施していく予定である。
|