1.1年次生を対象とする言語力基本調査を2種実施し、学生の言語力の実際を把握した。(1)総合的読解力診断を目的とした内容把握中心のテスト8回分を2008年4月に実施した。(2)大学初年次生用基礎言語力テストを2009年1月に実施した。(3)上記(1)と(2)の相関関係を分析した。 2.20年度前期の教育プログラムを実施した。(1)1年次生を対象とするプログラムの実施6月から7月にかけて、6週間の短期プログラムを実施した。内容面では2007年、2008年のプログラムを見直し改訂した。事後、学生評価アンケートを実施した。(2)上記プログラムにおいて作問した小テスト「総集編」を編集製作した。小テストはクラスごとに問題を変えていた。内容は薪聞記事からの漢字・漢語・語彙・読解問題等で、「総集編」を課外の自己研修素材として「日本語表現法」受講者に提供した。 3.20年度後期の教育プログラムを実施した。(1)1年次生を対象とする教育プログラムの実施。10月から12月にかけて6週閥の短期プログラムを実施した。前期の学生評緬結果に基づき、内容面でさらに改訂を行った。(2)2年次、3年次生を対象とする「日本語テスト大会」(11月)の実施。(3)学内の就職ガイダンス(12月)において、上記「小テスト総集編」を希望者に提供し漢字・漢語・語彙等の自己研修素材として活用した。(4)担当する教養科目講義(科目名「文学」)を通じて課外の読書意欲を喚起するとともに、学内の読書環境改善に努めた。
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