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2006 年度 実績報告書

大学における教職と事務職をつなぐスタッフの育成とその活用に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18611007
研究種目

基盤研究(C)

研究機関長崎大学

研究代表者

林 朋美  長崎大学, 教育学部, 教務職員 (40346945)

研究分担者 橋本 建夫  長崎大学, 教育学部, 教授 (00112368)
茂地 徹  長崎大学, 工学部, 教授 (90100883)
大塚 雄作  京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 教授 (00160549)
鈴木 誠  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60322856)
三尾 忠男  早稲田大学, 教育総合科学学術院, 教授 (20219596)
キーワード大学改革・評価 / SD / FD / スタッフ / 教員と事務職員の連携
研究概要

本研究の目的は,大学が改革・改善を推し進め続けることができるように大学の教員と事務職員という二層の構造をつなぎ,連携させるための新しいシステムモデルを構築することである。これを達成するために次の4つの側面から研究を促進することとした。
(1)日本における大学教職員の職域およびその構造の変化。
(2)諸外国(アメリカ,イギリス)における大学教職員の組織と,それらの職域および構造のあり方。
(3)大学現場における実践をもとにした教員と事務職員とのそれぞれの職域をつなぐ新しいスタッフの育成と活用の試み。
(4)これらの成果をもとにした大学改革のための新しいスタッフ職の具体像の明示。
平成18年度は、主に(1)(3)について分析・検討を行うこととし、現在も分析中である。
大学の教員と事務職員との連携を考える第一歩として、現在実施されているFDやSDについて、現状を整理することから始めた。FDについては実践された事例が多いため類型化することが可能であるが、SDについてはまだ不確定である。SDとして多く開催されているものは大学経営の側面や専門性から構成されているものが多く、学部段階での現場に即したプログラムはまだ少ない。また、SDと銘打っていなくても事務局主体で行われている職員研修が多数見受けられる。既存の職員研修とこれから求められるSDが同一のものであるのか、それとも融合し精査することが必要なのかについてさらに調査、検討が必要である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] ルーブリックの構築により自己評価を促す問題解決学習の開発2007

    • 著者名/発表者名
      寺嶋浩介, 林朋美
    • 雑誌名

      京都大学高等教育研究 12号

      ページ: 63-71

  • [雑誌論文] 授業実践からフィードバックを生かしたFDの試み2006

    • 著者名/発表者名
      橋本健夫, 林朋美
    • 雑誌名

      日本高等教育学会全国大会要旨集録 第9回大会

      ページ: 103-104

  • [雑誌論文] 学ぶ意欲を引き出す授業とは何か2 -授業評価のフィードバックによる授業改善-2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木 誠
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル-高等教育と生涯教育- 14

      ページ: 99-116

  • [雑誌論文] 日本における大学評価の現状と課題2006

    • 著者名/発表者名
      大塚雄作
    • 雑誌名

      学術交流協定締結記念日日中教育学系合同シンポジウム論文集

      ページ: 7-16

  • [雑誌論文] 教員の学生理解と授業づくりに用いる評価調査2006

    • 著者名/発表者名
      三尾忠男
    • 雑誌名

      公開シンポジウム「授業評価とファカルティ・ディベロップメント」報告書

      ページ: 36-44

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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