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2006 年度 実績報告書

国境を越える大学の経営・教育戦略に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18611008
研究種目

基盤研究(C)

研究機関熊本大学

研究代表者

大森 不二雄  熊本大学, 大学教育機能開発総合研究センター, 教授 (10363540)

研究分担者 大塚 豊  広島大学, 教育学研究科, 教授 (00116550)
塚原 修一  国立教育政策研究所, 高等教育研究部, 部長 (00155334)
米澤 彰純  独立行政法人大学評価, 下杭授与機構・評価研究部, 助教授 (70251428)
島 一則  独立行政法人国立大学財務, 経営センター・研究部, 助教授 (70342607)
キーワード国際研究者交流 / イギリス:オーストラリア / グローバル化 / 高等教育 / 教育学 / 社会学
研究概要

1.平成18年度における主要な研究活動の概要
(1)英・豪の大学の海外進出及び背景をなす高等教育の状況につき、関連文献の収集・分析を行った。
(2)国境を越えた高等教育の提供を行っている英濠の大学の輸腿定し・英・豪において現地調査を行った。
2.英・豪における調査等の具体的内容
英国・豪州に出張して実施した具体的な調査その他の研究活動の内容は、以下の通りである。
(1)9月、豪州のモナシュ大学及びロイヤルメルボルン工科大学を対象とする訪問調査(副学長・教職員の面接訥査)を実施するとともに、海外共同研究者(Grant McBurnieモナシュ大学国際担当部長)との面談により研究の進め方に関する意見交換及び関連情報の収集を行った。
(2)9月、英国ノッティンガム大学を対象とする訪問調査(副学長・教職員の面接調査)を実施するとともに、研究課題に関連する文献資料を収集し、ロンドン上京中の海外共同研究者(Robin Middlehurst英国サリー大学教育学部教授)との面談により研究の進め方に関する意見交換及び関連情報の収集を行った。
(3)12月、英国エディンバラで開催された英国国際教育会議及び国際高等教育政策フォーラムにおいて、研究発表を行うとともに、関連資料収集を行った。
(4)1月、英国のグリニッジ大学及びウェストミンスター大学を対象とする訪問調査(副学長・教職員の面接調査)を行った。
3.18年度の結果に基づく19年度以降の研究の進め方に関する知見
上述の訪問調査及び意見交換等により明らかになった知見の一つは、海外進出に関する情報が財務面を中心に予想以上に機微情報であり、当初の研究計画で予定した質問票調査によって研究成果を挙げることのできる可能性は低いということである。したがって、19年度以降、面接調査等の質的研究アプローチを徹底する方向で研究を進展させた方が良いとの判断に至った。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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