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2006 年度 実績報告書

ホメオスタシス的エネルギー利用社会創生のためのエネルギー回生技術の企画調査

研究課題

研究課題/領域番号 18635003
研究機関九州大学

研究代表者

石原 達己  九州大学, 工学研究院, 教授 (80184555)

研究分担者 金村 聖志  首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (30169552)
岡崎 健  東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (20124729)
阿尻 雅文  東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (60182995)
秋山 友宏  北海道大学, エネルギー変換マテリアル研究センター, 教授 (50175808)
葛西 栄輝  東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (50134044)
キーワードエネルギー / ホメオスタシス / カスケード利用 / 排熱回収 / 革新プロセス / エクセルギー
研究概要

多量エネルギー消費に伴い発生するCO_2は深刻な環境変化を引き起こそうとしている。そこで、種々の環境調和型のエネルギー発生プロセスが提案され、検討されている。今後、地球レベルでエネルギー使用量はさらに増加するので、エネルギーを有効に使う技術の開発は環境問題のみでなく、エネルギー枯渇問題からも極めて重要な課題である。本研究ではこのような背景から、種々の分野の研究者の知見を集約して、エネルギーリサイクル社会の実現を行なうために、エクセルギー向上型の革新的なエネルギー回収・回生技術について調査、企画を行なった。打ち合わせ会議とシンポジウムを兼ねた会議を究極の閉鎖環境として、エコアイランド構想を打ち出し、水力発電とバイオマスを核として、水素エネルギーを利用しようとしている屋久島において8月に開催した。日本においてはエネルギー利用の特殊な環境に位置する同島の状況を、見学するとともに、新しいエネルギー利用形態を討論した。屋久島では豊富な水力で、人間が使う電力の4倍もの電力が得られ、これを利用したSiCの製造の様子を見学するとともに、このような自然に共生したエネルギー利用形態の有効性について議論した。結論は生態系のようにエネルギー循環物質で、エネルギーを時間と空間を越えて輸送する必要性があることであり、得られた結果について、研究目標と課題を明確にし、特定領域で、発展させるための、研究計画の調整を行ない、最終的に、排熱の回収と、エネルギーの有効利用を視野に入れた特定領域の提案を行った。また、中核メンバーでは、その後、打ち合わせ会議を開き、日本という国を対象として、あるべきエネルギーの有効利用についての議論を行うとともに、今後のエネルギー危機に向けて最善の方策について検討を行った。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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