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2006 年度 実績報告書

気象オントロジーを用いた気象情報データベース利用の高度化

研究課題

研究課題/領域番号 18650018
研究機関筑波大学

研究代表者

北川 博之  筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 教授 (00204876)

研究分担者 天笠 俊之  筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 講師 (70314531)
田中 博  筑波大学, 大学院生命環境科学研究科, 教授 (70236628)
石川 佳治  名古屋大学, 情報連携基盤センター, 教授 (80263440)
キーワード気象データベース / メタデータ / Webサービス / データベース統合 / 意味検索
研究概要

(1)気象メタデータ記述形式の開発
GPV/JMAデータベースを対象にデータファイルに対するメタデータを記述,相互運用するための記述フォーマットを開発した.GPV/JMAデータベースでは,気象庁によって公開されている数値天気図をアーカイビングしている.これらのデータに対して,データ生成日,データ生成元,物理量の種類(気圧,温度合計降水量相対湿度etc),格子点情報(格子点数、格子点の幅、解像度),分布面情報(等圧面、地殻面etc),地図投影法等のメタデータをXMLを用いて記述する方式を開発した.
(2)気象メタデータの抽出方式の開発
GPV/JMAデータベースを対象として,上記のメタデータをデータファイルから自動的に抽出する方式を開発した.
(3)データベース検索方式の開発
GPV/JMAデータベースを上記メタデータを用いて種々の視点から検索して利用可能とする機構を開発した.
(4)GoogleEarth連携表示機能の開発
GPV/JMAデータベースが提供する天気図からKMLファイルを生成し,GoogleEarth上で視覚的に表示する機能を開発した.
(5)Webサービス化と連携機能の開発
気象データ解析を行うための,データ検索,形式変換,可視化,画像切出し等の様々な処理をWebサービスとして提供し,ワークフローを用いて統合するための機構を開発した.
(6)XMLを用いた検索機能に関する基礎研究
XMLデータに対する曖味検索や分散したXMLデータの検索を効率的に行うための基本方式に関する研究を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 構造型P2Pネットワークにおける負荷分散を考慮したXMLデータ処理2007

    • 著者名/発表者名
      呉俊輝
    • 雑誌名

      電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ (DEWS2007) (電子出版)

  • [雑誌論文] オントロジとパスの類似度を用いたXMLデータの曖昧検索2007

    • 著者名/発表者名
      文連子
    • 雑誌名

      電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ (DEWS2007) (電子出版)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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