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2006 年度 実績報告書

理科教員養成を視野にいれた化学教育実験の実践的改善-マイクロスケール実験の普及-

研究課題

研究課題/領域番号 18650232
研究機関京都教育大学

研究代表者

芝原 寛泰  京都教育大学, 教育学部, 教授 (60144408)

キーワードマイクロスケール実験 / 理科教員養成 / 教材実験 / 探究学習 / 化学実験 / 教育実践 / 個別実験 / 理科実験
研究概要

H18年度は,次の教材実験の開発と学校現場での実践を行った.
小学校理科での教材開発と授業実践
「水溶液の仲間わけをしよう」,「ものの溶け方のちがい」,「気体の発生と性質」
中学校理科での教材開発と授業実践
「水の電気分解」,「爆鳴気」,「燃料電池の原理」,「水溶液の性質」,「中和反応」,「塩化銅水溶液の電気分解」,「気体の発生と性質(酸素,水素以外)」
高校化学の授業実践
「紫キャベツの色素とpH」,「ダニエル電池と鉛蓄電池」,「金属陽イオンの定性分析」「未知試料の分離・確認」.
現職教員および実習助手を対象にした研修講座
「紫キャベツの色素とpH」,「ダニエル電池と鉛蓄電池」,「金属陽イオンの定性分析」「未知試料の分離・確認」.
大学における小学校教員志望の教育学部学生を対象にした授業
「気体の発生と性質」,「ものの溶け方のちがい」,「水溶液の仲間わけをしよう」.
中学校理科で行ったマイクロスケール実験の授業実践は,福知山市立桃映中学校 中2の3クラス受講生:82名を始めとして,計3学校,6クラス,生徒数181名を対象とした.高校化学で行った授業実践は京都府立桃山高等学校 高3選択授業 受講生:4講座491名を始めとして計5学校,14講座,受講生約800名を対象とした.現職教員および実習助手を対象にした研修講座(講義・実験)等は,計9講座,89名の受講生を対象として実施した.大学における授業実践では,計6クラス,延べ240人の教育学部学生を対象に実施した.いずれも教材の実用性について検証するのに必要な成果を得る事ができた

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 授業実践等によるマイクロスケール実験の有用性の検討2007

    • 著者名/発表者名
      芝原寛泰, 坂東舞, 川本公二
    • 雑誌名

      京都教育大学教育実践研究紀要 第7号

      ページ: 31-40

  • [雑誌論文] マイクロスケール実験による水の電気分解実験の定量化2006

    • 著者名/発表者名
      坂東舞, 川本公二, 芝原寛泰
    • 雑誌名

      京都教育大学教育実践研究紀要 第6号

      ページ: 25-34

  • [雑誌論文] 中学理科におけるマイクロスケール実験の活用2006

    • 著者名/発表者名
      芝原寛泰
    • 雑誌名

      中学理科通信(教育出版) 秋号

      ページ: 8-16

  • [雑誌論文] 高等学校化学におけるマイクロスケール実験による発展的教材2006

    • 著者名/発表者名
      川本公二, 坂東舞, 芝原寛泰
    • 雑誌名

      化学と教育 第54巻第10号

      ページ: 548-551

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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