研究課題/領域番号 |
18650235
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
鶴見 武道 愛媛大学, 農学研究科, 助教授 (50325362)
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研究分担者 |
泉 英二 愛媛大学, 農学部, 教授 (30026637)
五味 久壽 立正大学, 経済学部, 教授 (30062863)
名取 一好 国立教育政策研究所, 基礎研究部, 総括研究官 (70026623)
藤原 三夫 愛媛大学, 農学部, 教授 (20144347)
若林 良和 愛媛大学, 農学部, 教授 (10201146)
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キーワード | 農山漁村地域マネージメント特別コース / 特別コース教育課程表 / 特別コース専門教育科目表 / 特別コースAO入試要項 / 地域の後継者・担い手育成 / 農山漁村の過疎化 / 専門高校の統合・改変 / 高大連携 |
研究概要 |
1研究打ち合わせ 愛媛大学での打ち合わせだけでなく、立正大学、国立教育政策研究所へも数回出かけて、木目細かな研究打ち合わせを実施した。農業高校の理念・制度、農業高校教員の意識、農業高校の統合・改編の調査方法、アンケート項目、農山漁村地域マネージメント特別コースの内容等の研究について討議した。 2調査研究 愛媛県の農業高校や水産高校、全国の森林・林業に関する学科設置校の統合・改変状況を調査分析した。その結果、入学者の減少等による学校の統合・学科改変を迫られ、従来の内容、規模の維持が困難となり教育力が落ちて行かざる得ない状況が明らかになった。 3農山漁村地域マネージメント特別コースの研究 愛媛県の農業高校15校、水産高校1校、県、関係市町の代表者との会議、農村漁村の現状分析、2の調査研究を基に特別コースについて(1)〜(5)の内容を決定した。 (1)育成する人材像 愛媛県の農業漁村出身者を中心として、高校等と連携して地域を担う意欲のあるもので、卒業後ある段階で地域に戻り、農林漁業自営、自治体、農林漁業団体、第3セクター会社等の従事者として、あるいは新たに起業する等、農山村における地域の後継者・担い手及びそのリーダーとなるものを育成する。 (2)定員 10人 (3)入学者選抜方法 地域に対して意欲のある志願者を見いだすため、AO入試を採用する。 (4)教育プログラムの特徴 「哲学-実学」、「座学-現場」のバランスの重視。課題発見・解決型プロジェクトの研究。長期インターシップ等。独自で体系的なカリキュラム配置。充実した指導体制。担任教員制。入学準備教育。特別奨学資金等の検討。 (5)地域との密接な関係の構築 本コースは、持続的な地域社会の構築に対する大学農学部の貢献を直接の課題としている。
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