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2006 年度 実績報告書

実世界と仮想世界を統合するウェアラブル天文学習支援環境の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18650248
研究機関和歌山大学

研究代表者

曽我 真人  和歌山大学, システム工学部, 准教授 (60252839)

キーワードヒューマンインタフェース / インタラクション / 指差し / AR / 天体 / プラネタリウム / 実世界志向インタフェース / ウェアラブル
研究概要

学習者が夜空の下で、星を指差すだけで、その星の名前や星座名を答えたり、目標天体名を選択すると、その天球上での場所へガイドする機能をもつ指差し天体インタラクションシステムを構築した。具体的には,以下の3つのモジュールを構築し,統合した.
1.指差し天体ポインティングモジュール
天体を指差すだけで、そのときの視線ベクトルを計算し、天体の天球上での座標値を出力するモジュール.
2.天体情報提示モジュール
天体データベースに問い合わせ、指差している天体の情報と所属している星座名を音声で知らせてくれるモジュール.
3.天体ナビゲーションモジュール
仮想プラネタリウムで指差し方向を提示したり、名前が既知で、天球上での場所がわからない目標天体や、学習目標に適合する目標天体を、夜空の中から探す場合、夜空でナビゲーションするモジュール.
また,3の天体ナビゲーションモジュールを構築するための前提となる,仮想プラネタリウムを構築した.そして,以上のシステムの評価を行った.
さらに,仮想プラネタリウムを背景の星空とし,太陽系の惑星を仮想空間に再現した惑星系シミュレータを構築した.そして,指差し天体インタラクションシステムと統合した.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 指差し天体インタラクションシステムの構築と評価2007

    • 著者名/発表者名
      高関和樹, 寺中浩司, 床井浩平, 曽我真人
    • 雑誌名

      人工知能学会 先進的学習科学と工学研究会 ALST-49

  • [雑誌論文] 指差し天体情報提示システムの構築2007

    • 著者名/発表者名
      高関 和樹, 床井 浩平, 曽我 真人
    • 雑誌名

      情報処理学会 インタラクション2007

  • [雑誌論文] 仮想実験可能な惑星系シミュレータ2006

    • 著者名/発表者名
      平石 高之, 中西 靖典, 曽我真人
    • 雑誌名

      第20回人工知能学会全国大会

      ページ: 2G1-5

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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