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2007 年度 実績報告書

学生によるe-Learning教材作成・流通モデルの構築と実践

研究課題

研究課題/領域番号 18650249
研究機関徳島大学

研究代表者

矢野 米雄  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (40035663)

研究分担者 金西 計英  徳島大学, 高度情報化基盤センター, 准教授 (80204577)
緒方 広明  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (30274260)
松浦 健二  徳島大学, 高度情報化基盤センター, 助教 (10363136)
光原 弘幸  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (90363134)
三好 康夫  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 (20380115)
キーワードe-Learning / e-Learning教材 / インセンティブ / 仮想通貨 / 授業実践 / インストラクショナルデザイン / ユビキタス技術 / Learning by Teaching
研究概要

本研究は、e-Learning教材の質の向上を目的として、e-Learning教材の新しい作成・流通モデルを構築・実践するものである。本年度は主に、e-Learning教材の流通環境(システム)を構築し、実際の授業への導入を通じて、効果の検証、改善点の発見を行った。また、e-Learning教材の流通促進のために、Public Displayにより教材の概要情報を配信するサブシステムを開発するとともに、教材流通に導入した仮想通貨(インセンティブ)を処理するモジュールを設計した。
1 e-Learning教材流通環境の改良と授業での利用のためのチューニングを行った。
2 e-Learning教材流通環境を導入するために詳細な授業設計を行った。
3 授業と対応づけて、流通させるe-Learning教材のサンプルを作成した。
4 e-Learning教材流通環境を2つの授業(離散数学、ソフトウェア開発実習)に導入し、教材流通に関するデータを収集した。
5 収集した実験データから、教材流通に対する活性度と学生の態度を検証した結果、他者の教材は積極的に取得(購入)するが、学生の教材作成(販売)にはほとんど至らないことが分かった。
6 実験結果から、環境の改良点と授業の再設計(ファシリテータの導入等)を行った。
7 e-Learning教材の概要情報をPublic Displayに配信するサブシステム(オンライン版、オフライン版)を開発し、学内公共スペースにて動作検証を行った。
8 複数のe-Learning教材流通環境を対象とし、仮想通貨に変動相場制を導入するための検討を行い、それに関するモジュール設計を行った。
9 ユビキタスと連携するためのRFID出席確認機能、PDAミニッツテスト機能を実装し、授業で試用実験を行った。
10 成果を国際会議ICCE2007などで発表した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)

  • [雑誌論文] スライド教材の編集による教育・学習支援環境の試作2008

    • 著者名/発表者名
      松浦 健二
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌D Vol.91-D

      ページ: 259-268

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Knowledge Trading Environment and its Application to Student-Created e-Learning Material2007

    • 著者名/発表者名
      Hiroyuki Mitsuhara
    • 雑誌名

      The Supplementary Proceedings of ICCE 2007

      ページ: 63-64

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Using the Peer Review between Students in the Collaborative Report Writing System2007

    • 著者名/発表者名
      Kazuhide Kanenishi
    • 雑誌名

      The Supplementary Proceedings of ICCE 2007 Vol.2

      ページ: 23-24

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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