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2007 年度 実績報告書

外洋性アホウドリ類の混獲軽減を目的としたGPS及び映像を使った行動研究

研究課題

研究課題/領域番号 18651111
研究機関北海道大学

研究代表者

綿貫 豊  北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 准教授 (40192819)

研究分担者 齋藤 誠一  北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 教授 (70250503)
佐藤 克文  東京大学, 海洋研究所, 准教授 (50300695)
キーワード行動学 / 海洋生態 / 生物保全 / 先端デバイス
研究概要

外洋生アホウドリ類は広範囲を動き回って、特異な海洋構造や生産性の高い場所を探し出して採食する。このような場所は漁業活動も高く、これらとの相互作用が生じていると考えられる。特に、延縄などによる混獲はこのグループの個体数減少の大きな原因であるとされている。アホウドリ類にGPSによる位置情報記録装置機器(GPSデータロガー)を載せ、その行動軌跡を詳細に追跡し、海洋構造や漁業情報と照らし合わせて、漁業による混獲の軽減に役立てることを目的とした。そのため、19年度は、2008年2月、2名が小笠原諸島の聟島列島において、育雛期初期のクロアシアホウドリに、GPSロガーと温度水温記録ロガーを装着し、7個体の移動軌跡の詳細なデータを得ることができた。予備的分析によると、小笠原列島を中心とした島周辺の斜面域で採食しているようであった。これらの行動軌跡と衛星画像データからの海洋環境との関係を解析している。さらに延縄漁船の航行軌跡も収集し、これとの関係についても解析する予定である。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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